異彩な音楽アーティスト、志方あきこ

志方あきこは東京都出身のシンガーソングライターです。

同人音楽サークル「VAGRANCY」に所属しながら、2005年から2009年までメジャーレーベル「HATS UNLIMITED」にも所属したのちに2009年に同じくメジャーレーベルである「Frontier Works」へ移籍しています。この間、同人音楽の活動は休止することなく、継続しています。

志方あきこという音楽アーティストの特徴は多重録音によって表現されるコーラスと民俗楽器を使用したエキゾチックなメロディ、そして日本語だけでなく、フランス語やラテン語、さらには造語など様々な言葉を用いた歌詞です。作曲された歌はオルゴールのように無機質さを放ちながらも自然な透明な響きがあり、不思議な魅力があります。しかし反面、歌う難易度が高く、発音することさえ困難なものもありますが、もしもカラオケで歌い上げることができたら間違いなく尊敬の眼差しが注がれます。

志方あきこのデビューは2001年、この年に立ち上がった同人音楽サークル「VAGRANCY」のメンバーとして音楽活動を始めたのがきっかけです。現在は副管理人が卒業しながらも志方あきこの同人活動をサポートしてくれるメンバーの一人、小鳥遊小鳥とともに活動を始めた志方あきこの名は代表作である「花帰葬」の発表と同タイトルのゲームの音楽監督をつとめたことよって一気に知られるようになります。

2004年に初ライブを原宿アストロホールで公演したあと、葉加瀬太郎に声をかけられてメジャーレーベルに所属。

2009年にメジャーレーベル「Frontier Works」に所属するまでの間にリリースしたPS2ゲーム「アルトネリコ」シリーズの主題歌やPCゲーム「うみねこのなく頃に」の主題歌は彼女の傑作です。

2009年からもアニメやゲームの作曲に携わることが多かったですが、2013年のBSプレミアムの「超常ファイル」のオープニングとエンディングの曲を担当したり2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」の主題歌とBGMの歌唱したりなど音楽アーティストとして活動する場所を広げています。