音楽アーティストのファッションでのアピール
音楽アーティストが認められて人気を得るには、当然のことですが音楽が一番大事だと思います。歌や演奏のうまさ、楽曲の質、そういうものがきちんと備わっていないと、音楽アーティストと呼ばれる存在にはなりえないわけです。
でも、音楽だけが音楽アーティストの表現ではないな、とも考えています。ネットなどで映像や画像がどんどん出回る時代、見た目の印象というものはやはり無視できないものだと感じます。
容姿がよければ人気の点で有利というのはあるかもしれませんが、それより大事なのは、ファッションセンスかなあと思います。ファッションの部分でもアピールできることはすごく大事なのではないでしょうか。
といっても、いわゆる「ファッショナブル」にするべきだというわけでもないでしょう。音楽アーティストにとって大事なのは、やはりその音楽のイメージとファッションのイメージがよく合っていることだと思います。音楽のカッコよさで売るのであればカッコいいファッション、とんがったイメージの音楽であればちょっと奇抜なファッションもありでしょう。逆に、わりと普段着っぽい感じでも、親しみやすさがポイントの音楽ならかまわないのだと思います。
いろいろな音楽アーティストを見ていると、やはり音楽の雰囲気とファッションとをよくマッチさせているなあと感じます。だいたい、音楽が聞き手の共感を誘うような感じの曲のアーティストは、どちらかというと普通の格好をしていることが多いです。一方で、音楽に個性的な世界観があって、聞き手をその中に引き込むといったようなタイプの曲のアーティストはわりと凝ったファッションだったり、いかにも「衣装」という感じのものだったりすることが多いです。
デザイナーさんやスタイリストさんがついている場合も多いのでしょうが、アーティスト自身がデザインに関わっていたり、身につけるアイテムのチョイスを行っていたりする場合もあるでしょう。そんな部分までセルフプロデュースできるアーティストは、本当にカッコいいな、と思います。
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