アニソン音楽アーティスト影山ヒロノブ

影山ヒロノブは日本だけでなく世界を舞台に活躍しているアニメシンガーです。


1961年生まれで大阪府出身の影山ヒロノブは、高校時代に地元の仲間と結成したバンド「レイジー」のボーカルでメジャーデビューしました。元々はハードなロックバンド志向であったものの事務所の方針でアイドルバンドとしてデビューすることとなり本名ではなく愛称の「ミッシェル」という呼び名で活動していました。しかしメンバー全員がアイドルではなく音楽アーティストを目指していたバンドであったために約3年半でバンドは解散してしまいました。


レイジー解散後はソロ歌手となり活動していましたが、ヒット曲には恵まれず厳しい音楽活動が続いていました。そんな中でレコード会社を移籍したのをきっかけに子供向けの戦隊シリーズの主題歌を担当し新境地を開拓していきました。その後はアニメ・特撮の主題歌を多く歌うようになり1989年に発売したアニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌が大ヒットして一流の音楽アーティストの仲間入りをすることができました。


その後は数々のアニソンを中心にヒット曲を出し、日本を代表するアニソン歌手である水木一郎や松本梨香らとともに作ったグループ「JAM Project」ではリーダーとして活躍しています。


一方、「アコギな一人旅だぜ」と称するアコースティックギターのみでのライブを全国各地で毎年開催しており、アニソン歌手の遠藤正明と結成した「鋼鉄兄弟」では「鋼鉄1号」という名前で活動していました。


また1998年には約17年ぶりにレイジーを再結成し、ラウドネスのメンバーである高崎晃や樋口宗孝らを含む全員オリジナルのメンバーで活動を再開しました。


アニメソングは世界中でも注目されており、アジア圏はもちろんブラジルやアブダビなどでは熱狂的なアニメファンも多く、影山ヒロノブは日本だけでなく世界を舞台にライブ活動を行い活躍しています。


「アニソン界のプリンス」とも呼ばれている影山ヒロノブですが、シンガーとしてだけでなく、作曲や編曲もこなす音楽アーティストです。まだまだ衰えを知らない影山ヒロノブの今後の活躍にも期待です。