橋本康史という音楽アーティストがインディーズの理由

橋本康史は元々音楽が好きで学生時代から曲を作ったり、一時期はバンド活動を行ったりしていましたが高校生の頃からはシンガーソングライターとして1人で活動をするようになり路上で歌を歌うようになったそうです。最初はだれも見向きもしませんでしたが、彼独特の透明感があり、かつ伸びのある声が人々の足を止めることになり1人、2人と彼の歌声を聴くために足を止める人が増えていきました。そして、活動から1年ほどたったころには彼の歌をきくために、わざわざ通ってきてくれるファンの方もつくようになりました。橋本康史が世に知られるきっかけとなったのが、この時期で1人のファンが彼の動画をSNSにあげた事がきっかけでした。ただ、幸か不幸か最初は橋本康史の曲や歌声ではなく顔が注目されました。彼は元々綺麗な顔をしていたため若い女性を中心にそのルックスが注目されるようになりました。ルックスもよく歌もうまい、点は荷物を与えませんね。その後、次第に歌声にも注目がいくようになり、男性的でいながら伸びがあり透明感がある歌声に憧れる男性陣や歌声をマネする人が増えていきました。

そして、その噂を聞きつけて色々な事務所からプロにならないかという声がかかるようになりました。ですが、彼はこの申し出を全て断っているそうです。橋本康史は雑誌のインタビューでその理由をこう述べています。「誰かに指示されたり、歌以外の部分で注目を集めるやり方は自分の主義にあわず、ストリートで自由な曲作りをしたい。そして何よりも、音楽アーティストとしてファンになってくれた方の顔を見ながら歌いたい」

彼がプロにならずインディーズで居続ける一番の理由はファンの顔を見たいということのようです。確かに、プロになればTVなどで歌を歌う仕事もありますし、基本的には事務所を通さずに自由にストリートで歌を歌うことは出来なくなります。それは彼の意志に反しているということなのでしょう。そのため、彼は音楽アーティストとしてインディーズで居続けることを選んだようです。今の時代では珍しい橋本康史は今日もストリートで多くの人に歌声を聴いてもらっている人気のアーティストです。