【BOOWY】偉大な音楽アーティスト
ボーカルは氷室京介、ギターは布袋寅泰、ベースは松井常松、ドラムは高橋まことの4名で活動していた伝説のロックバンドが「BOOWY」です。
日本のロック界に多大な影響を与えたBOOWYは、わずか6年半という短い活動期間でしたが、今現在でも根強いファンを持つウルトラバンドであり、また現在活躍する多くの音楽アーティストにもインパクトを与えました。
フォークソングが全盛の時代において、欧州のパンクミュージック要素を盛り込み、彼らが敬愛するデビット・ボウイの魅惑のメイクを取り入れ、日本の音楽シーンを変えたと言われています。彼らの登場により、日本ロック音楽界は「BOOWY以前、BOOWY以後」などと表現されるほどです。
彼らが評価されたのは、音楽アーティストとしての本質であるメロディや歌詞、リズムといった音楽だけではありません。その引き際も後の世代に伝わるインパクトのあるものでした。シングルCDやアルバムがオリコンチャートで1位を取り、名実ともに頂点に立ったといえる正にその時に解散を発表したのです。
解散理由については諸説ありますが、その1つは「頂点をとったら辞める、と最初から決めていた」というものです。解散コンサートとなった東京ドームでのLASTGIGSは、当時の電話回線がパンクするほどの反響となり、販売開始後すぐに売り切れとなりました。今でもそのラストコンサートは伝説となり、語り継がれています。
しかし、彼らの伝説はまだ終わりではありませんでした。4人とも音楽を続け、日本の音楽シーンに確かな足跡を残してきたのです。特に氷室京介と布袋寅泰の活躍は目覚ましいものがありました。
布袋寅泰は自らの音楽の他に、他者をプロデュースするという方面でも多彩な才能を見せました。氷室京介はストイックに音楽を追求し、BOOWYを解散したあともロック界の最高峰に君臨していました。しかし、それは彼が妥協を許さず、常に音楽を愛したからです。
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