音楽アーティストとはミュージシャンと何が違うのか

音楽アーティストという言葉を耳にすることが多くなってきているのではないでしょうか。

近年、テレビの歌番組などを視聴していても、歌手活動をされている著名人のかたを音楽アーティスト、または単にアーティストと呼んでいる場面を目にする機会があります。また、同じくテレビの中で歌を歌っている存在なのにミュージシャンと呼ばれたり、歌手と呼んでみたり……と、実にさまざまな名称があります。

大概は、音楽アーティストもミュージシャンも歌手も似たり寄ったりの意味でしょう、ニュアンス的なところで言い方を変えているんじゃないの? と思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

アーティストの言葉の持つ意味は、「芸術家」です。

芸術的活動が社会的に認められている職人、と解釈すればイメージもしやすいのではないでしょうか。アーティストの単語にメイクアップをつけ足したメイクアップアーティストと呼ばれる職業の方は、雑誌や映画などに出演するモデルの方達や一般の方にメイクなどを施すプロの方の事ですし、ネイルアーティストはネイルアートに優れている人たちの呼称であったりします。アーティストとは、つまりは芸術分野においてプロを示す言葉ですので、アーティスト=音楽に関する言葉のイメージの浸透が強く独特な感じで使われている日本以外では、使用する際に注意が必要になります。

ミュージシャンは、作詞や作曲や演奏をする人のことです。音楽というジャンルに限定して使用される言葉になっています。主に表舞台で歌っている人や演奏している人のことを示して使われることが多いようですが、演歌や民謡など日本の伝統文化の音楽を演奏したり歌ったりする方に対しては使用されない言葉です。演歌歌手、などはっきり区別するための言葉が存在するからでしょう。

アーティストとは芸術のプロであって、そこに音楽と冠すれば音楽全般に関わる芸術家の総称、その中でも表舞台で音楽を披露するのがミュージシャンです。日本と海外では使われる言葉の意味は似ているようで違っている、という言葉の一つということになります。