ブルースを聴くならこの音楽アーティスト

ブルースは、アメリカ南部を発祥とする黒人のソウルミュージックと言えるでしょう。アンソニン・ホプキンスやロバート・ジョンソンはその代表格です。数多くのアーティストが彼らの影響を受けています。スローハンドの異名を持つエリック・クラプトンもその一人です。彼はCEARMというバンドを組み、ロバート・ジョンソンの代表曲である『Cross Road』を演奏しています。

もちろん日本でもブルースの影響を受けた音楽アーティストがいます。山崎まさよしがその代表と言えるでしょう。ブルースはコードが3つしかありません。コード進行だけでギターを演奏するなら非常に簡単に思えます。しかし、実際は簡単なコードであるがゆえに、歌唱でも観客を魅了しなければならないのです。また、バンドを組む場合もリードギターの音のつぶがはっきりとした演奏が必要になります。山崎まさよしは、『Fat Mama』や『ドミノ』、『ステレオ』の中にブルースの要素を組み込んでいます。3ピースバンドで演奏することが多いのですが、演奏、歌唱、どれをとっても圧巻です。また、テレビ番組の企画で、山崎まさよしはミシシッピに旅に出ました。そこでロバート・ジョンソンの『Cross Road』を演奏し、外国人に厳しいミシシッピの観客を魅了するのです。ボトルネックを巧みに操り、ブルースならではの哀愁漂う歌声に感動を覚えてしまいます。ちなみに、ミシシッピの頑固おやじのいる楽器店で同じ曲を演奏し、なかなか売ってくれなかったギターを売ってもらったというエピソードもあります。さすがまさやんですね。

ビギンもブルースの要素を取り入れた曲をたくさん発表しています。『Blue snow』はその代表と言えるでしょう。ブルース独特のハネたリズムにブルーノートが入ります。そしてボーカルの甘い歌声がマッチして、ビギンの隠れた名曲としてファンの間で語られています。歴史の古いブルースですが、その流れを脈々と受け継ぎ、様々な音楽アーティストの原点として今もなお観客を魅了し続けるのです。